婚活は年収より行動力！成婚白書から学ぶ成功の条件

婚活を考えている男性

「やっぱり結婚するなら年収が高くないと不利なのかな？それとも、年収よりも年齢や性格の方が大事なの？実際にどれくらい“収入”が影響するのか知りたい…」

こういった疑問に答えます。

本記事のテーマ
【年収は婚活にどこまで影響するのか？最新データで解説】

この記事では、IBJの成婚白書2024をもとに「高年収ほど有利だが、年齢によって効果は大きく変わる」という実態をデータ付きで解説します。 「年収×年齢」のバランスこそが婚活成功のカギであることを、具体的な事例を交えながら紹介していきます。

記事を書いている私は、IBJ加盟の結婚相談所「マリッジコンシェルジュ Sweet Color」で婚活カウンセラーをしています。 実際に年収600万円台で20代女性と成婚した方、40代高年収でも苦戦した方など、様々なケースをサポートしてきました。
数字だけでは見えないリアルな婚活事情を踏まえてお伝えします。

この記事を読むことで、「婚活において年収がどの程度影響するのか」「年齢との組み合わせでどう戦略を立てればよいのか」が分かり、あなた自身の婚活プランをより現実的に描けるようになるはずです。

1. 「収入が低いと結婚できない？」という不安

婚活を始めようと考えたとき、多くの男性が最初に気にするのが「年収が足りないのでは？」という不安です。 「年収600万円以上でなければ選ばれない」といった声を耳にすることもあり、スタートラインに立つこと自体をためらってしまう人も少なくありません。

実際には、収入だけで結婚の可能性が決まるわけではありません。IBJの成婚白書2024によれば、年収が高いほど有利ではあるものの、それ以上に「年齢とのバランス」が重要であることが分かっています。つまり、年収が平均的でも、若い時期から活動すれば十分にチャンスは広がるのです。

「収入がすべてではありません。年収よりもタイミングと姿勢が、婚活では大きな武器になりますよ。」

2. データが示す「年齢×年収」のリアル

成婚白書のデータを見ると、年収と年齢は掛け合わせて考えるべきという傾向がはっきり表れています。 例えば、年収800万円の30代前半男性は高い成婚率を示す一方、同じ年収でも40代になると成婚率は約10ポイント下がります。

これは「高収入＝安定」という評価だけでは不十分になり、若さやライフプラン設計力も加味される時代になったことを意味しています。 つまり、収入を増やす努力も大切ですが、年齢を重ねる前に婚活を始めることが成功への近道になるのです。

「同じ年収でも、30代前半と40代とでは結果が違います。数字だけでなく“活動を開始する時期”を意識することが大切です。」

3. 収入よりも大事にされる「安心感」

興味深いのは、女性の年収公開が成婚率を2倍に押し上げているというデータです。 金額の高さよりも、「正直に開示している」という信頼感が好印象につながっているのです。

男性の場合も同様で、年収額そのものより将来への見通しや誠実さが評価されます。 プロフィールに「ライフプラン」「家計の考え方」を具体的に示すだけで、安心感が増し、成婚へつながりやすくなります。

「年収の額よりも安心感をどう伝えるかが大切です。オープンさは信頼につながります。」

4. 「収入」より先にできること【動き出す勇気】

「年収が上がってから婚活しよう」と考えているうちに、時間だけが過ぎてしまう方も少なくありません。 しかし、実際には今の条件でも成婚している人は数多くいるのです。

婚活は「完璧になってから」始めるのではなく、動きながら改善していくプロセス。 最初の一歩を踏み出すこと自体が、結婚への大きな前進になります。

「完璧な条件を待つより、まず動く。それが一番の婚活成功法です。」