お見合いから交際へ進む人の40％成功率の秘密

婚活を始めたばかりの人

「お見合いは成立するけど、その先の交際につながらない…。どうすれば次のステップに進めるんだろう？」

こうした悩みや疑問を抱えている方は少なくありません。
実際に「お見合い後に交際へ進めない」という声は、婚活者から最も多く聞かれる相談のひとつです。

この記事では、IBJの最新データをもとに成婚者は10〜14回のお見合いを行い、そのうち4〜6人と交際に発展しているという実態をご紹介します。

さらに「37％ルール」という心理学的な視点を交えながら、どうすれば交際に進みやすくなるのか、具体的な行動のヒントを解説します。

記事を書いている私は、IBJ加盟の結婚相談所「マリッジコンシェルジュ Sweet Color」で婚活カウンセラーをしています。

これまで多くの会員様を成婚に導いてきた経験から、数字だけでは分からないリアルな婚活の工夫や体験談も交えてお伝えします。

この記事を読むことで「なぜ成功する人は交際移行率40％を実現できているのか」が理解でき、あなた自身の婚活にもすぐ活かせるはずです。

第1章　悩みはシンプル【交際につながらない】

「お見合いはできるけど、なぜか交際につながらない…」。
婚活を始めた方が最初にぶつかる壁って、だいたいここなんです。

成婚白書のデータを見てみると、成婚者の多くは10〜14回のお見合いを重ねています。
その中で4〜6人と交際に発展しています。
移行率は約40％という結果が出ているんです。

「40％って高いの？低いの？」と思うかもしれませんね。
でも逆に言えば「10人に会えば4人は交際につながる」と考えることもできます。

数字だけを見て焦る必要はありません。「ご縁は積み重ねで近づいてくる」と思えば、気持ちも楽になりますよ。

第2章　データと背景。長期戦より“集中戦”がカギ

成婚したカップルは、長くても半年以内（150〜200日）で結婚を決めています。
だらだら交際を続けるよりも、短期間で集中して出会いを重ねるほうがうまくいくんです。

ここで役立つのが、心理学で有名な「37％ルール」です。

多くの候補がいる場合、最初に出会う37％の方は「観察期間」として見送ります。その後に出会う人の中から「これまでで一番良い」と思えた人を選ぶと、成功率が最大化するという考え方なんですね。

婚活にそのまま当てはめると、10人と出会う場合、最初の3〜4人のお見合いは経験値に。
そして中盤以降、「この人だ」と思える方に出会ったら、迷わず交際を進める。
これが成婚者の行動パターンとなります。

前半は“練習試合”。後半は“本番”。そう割り切ると気持ちも整理しやすくなります。ただ、いきなり大本命が来ることも、、、😅

第3章　体験談に学ぶ。小さな工夫が大きな変化に

実際に成婚された方々にお話を聞くと、最初の数回はやっぱり緊張で失敗したそうです。
でも、カウンセラーと一緒に振り返りを重ねることで、少しずつ改善していったんです。

たとえば、ある女性は「自分から質問ができない」と悩んでいました。
そこで「休日の過ごし方」や「子どものころ好きだったこと」を聞いてみる練習をしたところ、自然に会話が広がり、6回目のお見合いで交際成立。
その後、半年で成婚まで進みました。

また、ある男性会員様は「お見合いはできても交際成立が少ない」と悩んでいました。
話は盛り上がるのに、なぜか結果は“不成立”。本人も理由が分からず落ち込んでいたんです。
そこで振り返りの際に「終盤の雰囲気が淡白になっている」と気づきました。
次のお見合いからは「今日はお話できて楽しかったです。もっと知りたいと思いました」といった一言を最後に添えるように意識。
その小さな変化で印象が大きく変わり、交際希望が一致する確率が高まりました。

「小さな工夫」を積み重ねることで、数字は確実に変わります。完璧を目指すより、振り返りと改善が大事なんです。

第4章　40％を超えるために。今日からできる一歩

成婚白書が示す「40％の交際移行率」は、特別な人だけの数字ではありません。
ちょっとした行動と工夫の積み重ねで、誰でも近づけるラインなんです。

たとえば、
「週に〇件は申込みをする」と決める。
「お見合いごとに3分だけ振り返る」とルール化する。
「服装や話し方を客観的にチェックしてもらう」
これだけでも、交際成立の確率は確実に上がっていきます。

そして何より大切なのは、一人で抱え込まないこと。
カウンセラーと二人三脚で進めれば、客観的な視点で改善点を見つけられ、成婚までのスピードもぐっと上がります。

婚活は“個人戦”ではなく“チーム戦”。ご縁は戦略次第で近づけます。一緒に取り組みましょう。