結婚相手を親に紹介する前に読む話
結婚相手を親に紹介するタイミングや伝え方、当日の流れや会話のコツまでを婚活カウンセラーが解説。失敗しない秘訣とは?
真剣交際中のカップル
「真剣交際に進んだけど…何をしたらいいの?この期間って、どう過ごすのが正解なんだろう?」
実は、こう感じている方はとても多いんです。 「ここから先は結婚が前提」と分かっているからこそ、余計に慎重になってしまうんですよね。
真剣交際期間に「やっておきたい4つのこと」
IBJでは、真剣交際から成婚までは2か月が目安。 思ったより短いからこそ、過ごし方がすごく大事になってきます。
この記事では「価値観のすり合わせ」「日常の共有」「プロポーズ準備」「親への紹介」という 4つのポイントを分かりやすく紹介します。 実際の会員さんがどんな風に進めていったか、リアルな体験談も交えているのできっと参考になるはずです。
書いている私は、IBJ正規加盟の結婚相談所「マリッジコンシェルジュ Sweet Color」でカウンセラーをしています。 これまでたくさんのカップルをサポートしてきたからこそ分かる、「現場の空気感」や「成功のコツ」をお伝えしますね。
最後まで読むことで「真剣交際中に何をしておけば安心できるのか」がスッキリ整理でき、 不安よりも「未来へのワクワク」が大きくなると思います。
お見合いから交際を経て、ついに「真剣交際」へ。ここまで進むと「結婚を前提にお付き合いをしている」という段階になります。ただ、いざこの時期に入ると「具体的に何をすればいいの?」「普通の恋愛と何が違うの?」と悩む人も少なくありません。
IBJでは、真剣交際から成婚までは2か月が目安。思っている以上に短い時間の中で、結婚への準備を進める必要があります。そのため、この期間にやるべきことを明確に知っておくことが大切です。ここでは、婚活カウンセラーとして多くの成婚を見届けてきた経験をもとに「真剣交際期間中にやるべきこと」を4つに分けてご紹介します。
真剣交際はゴールではなくスタート。ここで過ごす時間の質が、未来の幸せを大きく左右します。
まず最初に取り組むべきは「価値観のすり合わせ」です。結婚生活に直結するテーマは意外と多く、住む場所、働き方、お金の管理、休日の過ごし方、さらには親との関わり方まで幅広く存在します。これらを曖昧にしたまま成婚すると、後々大きな溝になりかねません。
例えば、ある会員さんは「家計は別管理が良い」と考えていましたが、相手の方は「結婚後は完全共有したい」というスタンスでした。最初は戸惑いもありましたが、何度も対話を重ねることで「生活費は共有、個人の趣味費は別管理」という折衷案に落ち着き、安心して成婚を迎えられました。
会話は一度で結論を出す必要はありません。むしろ少しずつ、デートの合間に自然に話していくほうがスムーズです。重要なのは「話しにくいことも一緒に考えられる関係性を築けるかどうか」。その経験自体が、夫婦になった後の信頼につながります。
価値観の違いは悪いことではありません。それをどう埋めていくかが、二人の未来を形作ります。
真剣交際は「結婚生活の予行演習」とも言えます。会う頻度や連絡の仕方はカップルによって違いますが、大切なのは「お互いの生活リズムを知ること」です。毎日連絡を取り合う人もいれば、数日に一度で心地よいと感じる人もいます。
例えば「今日は仕事でこんなことがあったよ」と一枚の写真を送るだけで、相手はぐっと安心します。小さな共有の積み重ねが「一緒に暮らす未来」のイメージを育てます。逆に「連絡が多すぎて疲れる」という声もあります。ここで無理をして合わせると、後で不満につながることもあるため、自分たちに合った距離感を模索することが大切です。
実際、ある女性会員さんは「LINEが少ないと不安」と感じるタイプでした。一方、男性会員さんは「仕事中は集中したい」というスタンス。そこで二人は「朝と夜だけは必ずメッセージを送る」というルールを設けたことで、お互いが安心できる関係を築くことができました。
「心地よい距離感」は二人にしか分からない答えです。大切なのは話し合いながら調整すること。
真剣交際のクライマックスは「プロポーズ」です。ここで大切なのは、形式ばった演出よりも「二人らしさ」をどう表現するか。高級レストランや旅行先でのサプライズも素敵ですが、普段通っているカフェや思い出の公園で伝えられたほうが嬉しかった、という成婚者の声も多く聞きます。
また、指輪の準備や親への挨拶のタイミングも重要です。相談所では、男性会員さんから「どの指輪を選んだらいいか分からない」と相談を受けることもあります。その場合、彼女の普段の服装やアクセサリーの好みをヒントに、さりげなくアドバイスをすることで安心して準備が進められるケースも多いです。
ある男性会員さんは「派手な演出は苦手」と悩んでいましたが、結果的に二人の初デートの場所で静かにプロポーズをしました。女性会員さんは「私たちらしいシンプルさが嬉しかった」と涙ながらに喜んでくださり、今でも思い出話として語られています。
プロポーズは形よりも気持ち。背伸びする必要はありません。「二人にとって自然かどうか」を基準に考えてください。
最後に忘れてはいけないのが「親や周囲への紹介」です。結婚は二人だけのものではなく、家族とのつながりも大切になってきます。特に親御さんへの挨拶は、多くのカップルにとって大きな節目になります。
例えば「交際中に紹介しておいたおかげで、成婚後の挨拶がとてもスムーズだった」という声もあります。逆に「全く話をしていなかったため、結婚が決まってから反対された」というケースもありました。真剣交際のうちに少しずつ準備をしておくと安心です。
「親への紹介」をどのタイミングでするか迷う方も多いです。カウンセラーに相談して、安心できる流れを一緒に作っていきましょう。
「何を話せばいいか分からない」「親への紹介が不安」など、悩みは一人で抱えなくても大丈夫。私たちカウンセラーが具体的なステップを一緒に考えます。