年収より貯蓄力?婚活で見るべき「経済力」とは

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年収の高さだけでお相手を選んでいませんか?

婚活中、多くの方が相手の経済力に不安や疑問を感じています。でも本当に大切なのは、収入の多さより“貯められる力”や価値観かもしれません。

この記事では、ファイナンシャルプランナー資格を持つ婚活カウンセラーが、分かりやすく理想の相手の経済力をどう見極めるかを解説します。
「お金のことって聞きづらい…」という方も、安心して読んでみてくださいね。

1. 年収○○万円=安心って本当?

婚活相手の経済力について悩む女性

婚活を始めるとよく耳にするのが、「年収○○万円以上が理想」という言葉。確かに、生活の安定や将来設計を考えたときに収入は重要な要素です。でも、本当に“年収が高ければ安心”なのでしょうか?

年収が高くても、支出が多くて貯金がゼロという方も少なくありません。逆に、年収は平均的でも、堅実に家計管理をしている人は経済的な安定度が高いこともあります。

この記事では、ファイナンシャルプランナーの視点から、婚活中に知っておきたい「経済力の本質」について解説します。年収だけにとらわれない“本当に安心できる相手”の見極め方を、具体的にお伝えしていきます。

2. なぜ「年収」ばかりに注目しがちなのか?

年収と生活費のバランスを考えるイメージ画像

婚活市場では、男性側の条件として「年収◯◯万円以上」がよく条件に上がります。その背景には、経済的に安定した結婚生活を送りたいという思いがあるからです。

ですが、年収は「手取り」ではありません。税金・社会保険料などを引かれた後の“可処分所得”こそが実生活で使えるお金です。また、生活レベルによって支出額も変わります。

つまり、“年収の多さ”だけで生活の豊かさや安心感を測るのは非常に危ういのです。本当に見るべきなのは、その収入でどう生活を組み立てているかという視点です。

3. 「貯蓄力」が意味する本当の経済的安定とは?

貯金箱にコインを入れて節約習慣を楽しむ女性

「貯蓄力」とは、収入から生活費や必要経費を差し引いたうえで、どれだけ将来のために残せているかを示す力のこと。

年収が高くても浪費癖があればお金は残りません。一方で、年収がそこまで高くなくても、堅実な家計管理ができていれば貯蓄は着実に増えていきます

婚活においては、この「貯められる力」=家計運営力こそが、将来の安心を左右します。収入は“入ってくるお金”、貯蓄力は“使い方のセンス”とも言えます。

4. 理想の相手の“経済力”をどう見極める?

お金の価値観を話し合うカップルのイメージ

婚活中に経済感覚を見るポイントは、会話やふだんの行動に表れます。

たとえば、「外食が極端に多いか」「毎月の支出に無頓着であるか」「セールで衝動買いが多いか」など、日常の金銭感覚をさりげなく観察することで、浪費傾向か堅実派かが見えてきます。

また、将来の話をしたときに“どんなお金の話をするか”も重要です。「いつまでに家を買いたい」「子どもは何人欲しい」など、ライフプランを持っている人は、自分のお金の使い道にも明確なビジョンを持っていることが多いです。

5. 収入や貯蓄について“聞く”タイミングとコツ

経済感覚を共有するカップルの会話シーン

婚活で「収入」や「貯蓄」の話をするのは、やはり信頼関係ができてからがベスト。

まだ仲良くなっていない段階で「年収は?貯金いくら?」と聞くのはNG!相手の警戒心を強めてしまいます。おすすめなのは、「お金に関する価値観を話題にする」です。

「将来は持ち家派?賃貸派?」や「子どもができたら教育費どう考える?」といった話題から、相手の考え方やお金の優先順位が見えてきます。お金の話は“金額”ではなく“価値観”をすり合わせることが目的です。

6. まとめ:年収だけで判断しない、経済力の“見える目”を持とう

将来設計を考えるカップルのイメージ

婚活において、年収はあくまで「参考のひとつ」。それだけで相手の経済力や将来の安定を判断するのは危険です。

本当に見るべきは、「貯蓄力」や「家計管理力」、そして「お金に対する価値観」です。これらが自分と合う人こそ、安心して将来をともにできるパートナーになります。

ファイナンシャルプランナーとして、そして婚活カウンセラーとしてお伝えしたいのは、“数字”より“人柄と行動”に注目して相手を見極めていくこと。経済力を冷静に判断できる目を育てていきましょう。

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