結納を省略しても大丈夫?最新データで解説


結納について考えるカップル
「最近は結納を省略して顔合わせだけする人が多いって本当?みんなはどうしてるんだろう...」
──そんな疑問を持つ方は少なくありません。
結婚準備の初期には、伝統と現代のスタイルの違いに迷うことが多いものです。特に「結納をしないのは失礼では?」と不安を抱く方は少なくありません。
結納を省略するカップルが急増中!最新データから見る「顔合わせのみ」の実態と進め方
この記事ではアニヴェルセル・ゼクシィ・みんなのウェディングなどの最新調査データをもとに、「結納をしない」割合や理由を解説します。
さらに婚活カウンセラーとしての経験を交え、顔合わせを円満に進めるコツや親世代への説明方法もご紹介します。読むことであなたの両家に合った最適な進め方が見えてくるはずです。
結納って必要?多くの人が悩む理由

結婚が決まると、避けて通れないのが「結納をどうするか」という話題です。
親から「やった方がいい」と言われたり、友人から「もうやらない人が多いよ」と聞いたり。情報が交錯して迷う方は本当に多いです。
「結納をしないと失礼にあたるのかな?」「費用が高額そうで不安…」
そんな声を、婚活カウンセラーとしてよく相談されます。実際の現場でも、多くのカップルが同じ悩みに直面しています。
現代では正式な結納を省略し、両家の顔合わせ食事会だけを選ぶ方が大多数です。
これはトレンドの変化というより、価値観の変化に根ざした選択だと言えるでしょう。

結納の有無は「正しい・間違い」で決めるものではありません。大切なのは、両家が納得できる形を選ぶことです。
最新データから見る「顔合わせのみ」が主流の背景

データを見ても「顔合わせのみ」が圧倒的多数です。
アニヴェルセル(2025年)のまとめによると、顔合わせのみが85.6%、結納と顔合わせを両方したのはわずか5.3%でした。
さらに「ゼクシィ結婚トレンド調査2024(全国推計)」では、結納をしたカップルは約7%。
つまり93%は結納をしていないという結果になっています。
みんなのウェディング(2023年)が実施したアンケートでは、結納をした人は3%、しなかった人は97%と、さらに極端な数字も出ています。
これらの数字が示すのは「結納をする人が減った」という事実だけではありません。
形式よりも「両家の絆を深めること」を大切にするカップルが増えたという背景があるのです。
結婚式や新生活にかかる費用が大きくなっている今、「限られた予算を結婚準備に回したい」という声もよく聞かれます。
無理をせず、現実的な選択をすることは自然な流れとも言えますね。

数字は参考材料です。ただし最終的には、両家の思いを尊重して調整するのが一番大切ですよ。
出典:アニヴェルセル(2025年) / ゼクシィ結婚トレンド調査2024 / みんなのウェディング(2023年)
顔合わせだけで進める場合の進行ポイント

「顔合わせのみ」であっても、当日の流れを決めておくと安心です。
一般的には、日取り決め → 会場予約 → 挨拶 → 会食という流れ。シンプルで十分です。
食事会の進行役を決めておくと、当日がスムーズになります。
新郎の父や新婦の父、あるいは本人たちが簡単に説明する形でも問題ありません。
会食の場では、二人の結婚の意思を改めて伝え、両家の今後について話します。
「両家の記念日をどうするか」「結婚式の規模や時期」などを軽く話せると、双方の安心感につながります。
席順や挨拶の例を事前に準備しておくだけで、当日の緊張感はかなり和らぎます。ちょっとした工夫が成功の鍵です。

形式に縛られなくても、きちんと誠意を持って準備すれば、両家の絆はぐっと深まりますよ。
結婚準備を円満に進めるために

結納を省略しても、誠意を形にする方法はたくさんあります。
たとえば「略式の結納金を渡す」「記念品を交換する」「婚約指輪を渡す」。
こうした小さな工夫で、温かい雰囲気を演出することができます。
また、感謝の気持ちを込めた手紙を用意するのも素敵です。形式ばらなくても、心がこもった一言が何よりの贈り物になります。
婚活カウンセラーとして多くのカップルを見てきましたが、最終的に大切なのは「両家の気持ちをどう大切にしたか」です。
どんな形を選んでも、心を込めて準備する姿勢こそが信頼につながります。

迷ったら一度ご相談ください。実際の会員様の体験談を交えながら、あなたに合う方法を一緒に考えます。
結納をするか、顔合わせだけにするか。
どちらを選んでも大切なのは「両家が納得し安心できること」です。
もし進め方に迷ったら、無料カウンセリングで気軽にご相談くださいね。