お見合い前に断られる理由と成功へ導く改善策

お見合い前に断られる理由を考える男性

婚活をしていると、最初の壁になりやすいのが「お見合い前のお断り」です。

プロフィールを丁寧に整えても成立に至らない――その背景には、明確な理由があります。
本記事では、IBJの統計傾向を踏まえながら、よくあるお断り理由実践的な改善策をわかりやすく解説します。

お見合い前のお断り理由ランキング

お見合いの断られる理由について考え込む男性

IBJの最新データによると、お見合い前のお断り理由は男女ともに共通する部分が多いことが分かります。

男性が断る理由:1位 写真の印象(35%)/2位 年齢(27%)/3位 趣味・共通点(12%)
女性が断る理由:1位 写真の印象(31%)/2位 年齢(27%)/3位 居住地(16%)

この結果から分かるように、男女ともに最も大きな判断基準は「写真の印象」です。続いて「年齢」、そして「趣味・共通点」「居住地」といった生活イメージに関する要素が続きます。以下では、各理由への具体的対処法を示します。

写真の印象を改善するポイント

写真の印象

プロフィール写真は、第一印象を決定づける最も重要な要素です。実際、男女ともに3割以上が「写真の印象」でお断りをしています。婚活写真のポイントは次の通りです。

✅プロに依頼する
スマホで撮った写真やスナップ写真では、清潔感や雰囲気が十分に伝わりません。婚活専門の写真スタジオで撮影すると、背景やライティング、服装アドバイスまで整えてくれるため、印象が大きく変わります。

✅服装は「清潔感・爽やかさ・親しみやすさ」
男性はスーツやジャケットスタイル、女性は明るい色味のワンピースや清楚な服装が好印象です。派手さや個性よりも「清潔感・爽やかさ・親しみやすさ」を優先しましょう。

✅自然な笑顔を意識
真面目に撮ろうとすると、表情が硬くなりがちです。カメラマンの指示に合わせながら「話しかけられたときのような笑顔」を意識するだけで雰囲気が大きく変わります。

✅サブ写真も戦略的に
屋外の全身・趣味シーンなど、生活感と健康的な雰囲気を伝える1〜2枚を追加。

プロフィール写真は「あなたに会いたいかどうか」を判断する最初のフィルター。多少費用がかかっても、ここへの投資は必ず成果に直結します。

年齢に関する考え方と伝え方

婚活でお見合いが成立しないことに悩む女性

男女ともに「年齢」は断る理由の2位に入っています。特に男性は「子どもを希望するため35歳以下を希望」といった条件を持つケースが多く、女性は「同年代から+5歳程度まで」との希望を持つ方が目立ちます。

改善策としては次のような考え方が大切です。

✅条件は柔軟に
「絶対に◯歳まで」と線を引いてしまうと出会いの幅が狭まります。実際に会ってみたら印象が良かった、というケースは多くあります。

✅年齢以外の安心材料を提示
年齢条件をクリアしていなくても「健康的なライフスタイル」「家庭的な一面」「経済的な安定」などを伝えることで、印象を覆すことが可能です。

✅“努力の具体性”を文章化
「美容(脱毛や運動など)を継続し、若さと健康を保てるよう日々工夫しています」のように、いま取り組んでいる習慣を前向きな表現で加えるのがGood!

趣味・共通点・居住地のギャップを埋める

婚活プロフィールに書ける共通の趣味キャンプ

男性は「趣味や共通点がない」、女性は「居住地が遠い」という理由でお断りする傾向があります。

✅趣味・共通点
共感を呼びやすい話題を“会話の入口”として配置します。

例)カフェ巡り、映画、スポーツ観戦、散歩、温泉、読書など。
プロフィール内に「最近よかった作品/店名」など具体を1つ入れると、相手がメッセージを送りやすくなります。

✅居住地
女性は「地元・実家近く」を望む傾向が強め。男性側は、「勤務地の調整可」「リモート併用」「結婚後は場所を相談して決定」などの柔軟性を明記すると、安心感につながります。

自己PRの改善 ― 仕事や趣味を「相手のメリット」に変える

婚活プロフィールでアピールできる料理の趣味

データによると、男女ともに「自己PRの内容」が4位に入っています。プロフィール文は「相手に安心してもらえるか」を左右する大切な要素です。

改善のポイントは次の4つ。

✅相手目線
「自分の良さの羅列」よりも、一緒に過ごす未来の情景を描写。「休日は近所のパン屋さんまで散歩して、家でブランチするのが小さな幸せ」など具体的な生活シーンが有効。

✅具体性
「旅行が好き」→「年2回は温泉へ。露天風呂でゆっくりするのが楽しみです。」
固有名詞・頻度・所要時間を入れると立体感が出ます。

✅ポジティブ
愚痴・過去の失敗談・他責は避け、誠実・協調・前向きを軸に書きます。

✅“お相手へのメリット”を暗示
仕事や趣味が将来の家庭にどう活きるかを示しましょう。

例)
料理が趣味:「栄養バランスを考えた献立を一緒に楽しめます」
営業職:「段取り力とコミュニケーション力で、旅行やイベントの計画をテキパキ進めます」
保育・教育分野:「子どもと関わる知見を、将来の子育てに活かせます」
金融・IT:「家計管理やデジタル整備で、暮らしをスムーズに」
スポーツ・ジム:「健康的な生活リズムを一緒に作れます」

このように"一緒に暮らすと、こんな良いことがある”をにじませると、会いたい動機が強くなります。

まとめ|お見合い成立率を高めるために

お見合い成立率を高める

お見合い前に断られてしまうと気持ちが落ち込むものですが、理由は明確で改善の余地があります。

  • 写真:プロ撮影・清潔感・自然な笑顔・サブ写真の戦略設計。
  • 年齢:条件は柔軟に。美容・脱毛・運動などの継続習慣を具体的に伝える。
  • 趣味・居住地:“会話の入口”を増やし、居住は柔軟性を明記。
  • 自己PR:相手目線/具体/ポジティブに加え、仕事・趣味=相手のメリットを暗示。

これらを意識することで、「会ってみたい」と思ってもらえる確率は確実に高まります。婚活は小さな改善の積み重ねが大きな成果につながります。

結婚相談所では、カウンセラーが一人ひとりの強みを引き出し、プロフィール作成から写真撮影まで伴走します。もし「なかなかお見合いが成立しない」と悩んでいる方は、一人で抱え込まずにぜひご相談ください。

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「なかなかお見合いが成立しない」「何を改善すれば良いか知りたい」と感じたら、ぜひ一度ご相談ください。